時間単位の年次有給休暇取得制度
今年、社会保険労務士事務所として、手掛けたいことがいくつかあります。
そのひとつに、小規模な事業所さんへ、「時間単位の年次有給休暇取得制度」導入ってのがあります。これも、働き方改革の一環です。
「なにをいまさら、うちの会社なんって、随分前からやっているよ。」っていう人もおいででしょう。
でも、時間単位年休制度の導入率って、20%ほどです。
制度として、導入が難しいというわけじゃないです。
ただし、管理が難しい。
人数が多くなると、手作業じゃ無理、じゃーエクセルで独自に管理
っていっても、意外とややこしい。シートを作った人しか使えないものになってしまいがち。
ですから、
今までは、担当者の負担を考えて、それなりの勤怠管理システムが入っているところ以外は、お勧めしてなかったです。
ちなみに、導入する手順って、こんな具合です。
1.時間単位年休が導入できる職種かどうかを検討
2.従業員さんへのヒアリング
3.制度のデザイン
4.制度の説明
5.労使協定
6.就業規則変更
7.就業規則の説明
8.就業規則変更の届け出
9.制度スタート、取得状況を管理
10.管理をモニタリング
なぜ、今年は導入を勧めるのか?
しかも、小規模な事業所さんへというと、
これを使えば、必要な管理ができるというモノがあったからです。
ただし、人数の多いところでは、まだ煩雑だと思います。
10人〜15人くらいまでなら、できるかなと思っています。
もし、小規模な事業所さんで、今の時点、手順の3まで済んでるけど、やっぱり管理を考えると、躊躇する。っていう事業所さんがありましたら、リンク先のモノを試してみてください。制度の導入できます。